飯盛山城 (いいもりやまじょう)
所在地 岡山県備前市吉永町多麻 2021.2.10
飯盛山城 (いいもりやまじょう)
所在地 岡山県備前市吉永町多麻 2021.2.10
登城ルート(緑線は車道)
飯盛山入口
トイレ・道標
石垣・小屋
主郭 ・大日如来
南側帯郭
北東の腰郭
飯盛山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 備前市吉永町多麻にある標高479mの飯盛山に築かれている。
頂上は東西に細長い岩場で大日如来が祀られ、北東下段に腰郭、南側に帯郭があり、西側に小屋の建っている段、石垣が見られる。
頂上は見晴らしがよく、ハイキングにはもってこいだ。
【案内】 「八塔寺ふるさと館」(吉永町加賀美817−22)から八塔寺集落に入り、狭い県道426号線との交差点にあるバス停左に広い駐車場がある[マップコード233 286 580*83]。奥にゴミ集積場がある。
東へ県道を約50m行くと北に向かう未舗装道があり、そこに「飯盛山」の標識が建てられている(地図)。
そこから北へ約400m行くとトイレと標識があり、東へ約200m登ると山頂に着く。道中八塔寺八十八ヶ所の仏像が迎えてくれる。
【歴史】 築城時期は不明だが、赤松氏の支城の一つと考えられる。
永正十六年(1519年)に赤松義村の家臣・宍粟作十郎則高が守将となり、上月城の支城として、三石城の浦上村宗に対抗した。しかし、浦上村宗の家臣・真木越前守の攻撃を受け敗北した。