黄峰城 (おみねじょう)
所在地 香川県高松市亀水町 2017.12.12
黄峰城 (おみねじょう)
所在地 香川県高松市亀水町 2017.12.12
登城ルート
蓮如上人の御堂
大手石垣
大手虎口
土塁上の三角点
東側の石垣
西側の石垣
黄峰城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高100m】
【感想】 東に生島湾、西に亀水湾(たるみわん)を控え、北に紅峰を望む、標高174.8mの黄ノ峰(きのみね)に築かれている。
ごぼう積と云われる石垣は延々、東西併せ300m以上(説明板には500mと記載)にわたって残り、石垣の間から成長した楢の樹が伸びており年月を感じさせる。
勝賀城を見学していた時、保存会の方にお会いし色々教えて頂き、また黄峰城、鬼無城の登り口まで丁寧に案内して下さり感謝です。
【案内】 県道161号線から北に行った「蓮如上人御堂」左に登り口がある[391 684 598*16](地図)。その前が広くなり路駐できる。
御堂の左より登ると、間もなく岩場があり左右に道があるが、右側を登る。九十九折れの急な坂を登ってゆくと緩斜面に出、左に石垣が見える。その少し先より、頂上から3mほど下がった西側の斜面に犬走りがあり、石垣が200m以上延びている。
大手からだらだらした2郭の緩斜面があり、50mほど北に主郭土塁があり三角点が置かれている。その左に食い違い虎口がある。主郭は広く、中央で南北に仕切る土塁があり、東側に3mほど下がると、犬走り、石垣が良好に残っている。
【歴史】 香西氏の勝賀城の出城で、家臣が交代で守ったと云われる。