大熊城 (おおくまじょう)
所在地 愛媛県西条市丹原町鞍瀬 2017.12.15
大熊城 (おおくまじょう)
所在地 愛媛県西条市丹原町鞍瀬 2017.12.15
登城ルート
登り口
竹林の尾根
虎口・堀
段郭・鉄塔
主郭・祠
大熊城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高140m】
【感想】 標高327mの大熊山頂上にあり50m四方ほどの主郭がある。中央に祠が祀られている。堀切は見当たらなかった。
【案内】 県道327号線南のガードの間に鉄塔管理道登り口がある[778 044 835*81](地図)。
管理道を行くと尾根に出、右に行く。竹林の尾根を過ぎ、北のピークの西側を行き、大熊山の送電線鉄塔を目指す。
登ると段郭があり鉄塔が建てられている。その上段に登ると広い主郭があり、自然石の前に祠が祀られている。南側の少し下がった所に一対の狛犬が倒れていた。
【歴史】 源平合戦で、治承四年(1180年)に河野通清に攻め落とされ、河野氏の城となった。
文明十一年(1479年)城主・河野通篤の時、伊予に侵攻した阿波守護の細川義春の軍勢と戦い、最後は撃退した。
天正十三年(1585年)の豊臣秀吉による四国攻めの際、伊予の諸城が落城し、時を同じくして廃城となったと考えられる。