岩剣城 (いわつるぎじょう)
最寄地 鹿児島県姶良市平松5230 2015.5.10
岩剣城 (いわつるぎじょう)
最寄地 鹿児島県姶良市平松5230 2015.5.10
登城ルート(緑線は車道/緑丸は西の郭)
岩剣城跡大手入口標柱
西の郭虎口石垣
西の郭・土塁
東の郭入口石垣
東の郭の下段
東の郭の上段・櫓台
岩剣城 東の郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高150m】
【案内・感想】 県道57号線より西に行った岩剱神社(表記番地)より、更に林道を約500m行った地点に登り口があり、駐車スペースがある[マップコード42 431 446*52](地図)。
入口に「岩剣城跡登山口」の看板と「岩剣城跡大手入口」の標柱が建てられている(側面に由来文)。沢伝いに登り、左に登り標高225m比高約150mの「剱ノ岡」頂上に着き、西に登って行くと石垣の残る虎口があり上段に郭、南奥に土塁がある。
尾根を伝って東に行くと石垣の残る入口があり、2段になった郭があり東端の最高所に櫓台がある。眼下に姶良の市街と錦江湾の北側が望める。
【歴史】 天文年間(1532~55年)渋谷氏の一族・祁答院(けとういん)良重によって築城された。
標高225mの岩剣山頂で東北西の3方は絶壁に囲まれ、尾根に続く南西側には6ヶ所の空堀がある。
天文二十三年(1554年)九月から島津貴久方の岩剣城攻めが始まり、激戦の末十月に落城した。
その後島津義弘がこの城を守り、山麓に平松城を築き居城とした。『姶良町教育委員会碑文』より。