飛隈城 (とびくまじょう) (飛熊城)
最寄地 熊本県菊池市泗水町住吉170 2019.3.4
飛隈城 (とびくまじょう) (飛熊城)
最寄地 熊本県菊池市泗水町住吉170 2019.3.4
住吉神社
道路西側の空堀
堀切跡
曲輪・土塁
館跡の標柱と説明板
説明板
飛隈城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 合志川右岸の台地に築かれており、約30m四方の平坦地がある。北側と西側に竹藪となった土塁が見られる。北側と西側道路の先まで城域が広がっているようだった。
北東約500mには居館跡「飛隈館跡」が民家敷地となっている。
【案内】 細くなった県道204号線に面した民家(表記番地)東側に飛隈館跡の標柱と説明板が建てられている[マップコード175 083 709*32](地図)。
県道204号線を南西に約600m行った住吉神社の北側が飛熊城跡とされる[マップコード175 083 392*40]。
西側に堀切跡の道路があり、その西側にも空堀の郭があり、城跡北西の空き地に駐車できる。竹藪の土塁が見られ、方形の平坦地が残っている。
【歴史】 康正二年(1456年)合志隆門が大津町真木から移り住んだ。
文明十六年(1484年)八月、隆門の弟・重隆は漸次勢力を得、住吉古閑に上城を築いて移るまで28年間の飛熊館に居住した。この上城が飛隈城であろうか。