摩耶山城 (まやさんじょう)
最寄地 兵庫県神戸市灘区箕岡通4丁目3 2022.11.4
摩耶山城 (まやさんじょう)
最寄地 兵庫県神戸市灘区箕岡通4丁目3 2022.11.4
登城ルート
摩耶ケーブル麓駅
虹の駅からの遊歩道
峠茶屋手前の堀切・石垣
峠茶屋跡
浅い堀切
主郭
摩耶山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m(虹の駅より)】
【感想】 摩耶山より南に伸びる標高約501mの尾根頂上に築かれている。
頂上は東西に細長く、南に向かってやや傾斜しており、西側に四角いコンクリートの構造物があり、改変されているようだ。
また東の峠茶屋跡も曲輪と思われ、麓駅付近に通じる堀道に石垣が見られ、この辺までが城跡と思われる。
【案内】 摩耶ケーブル(表記番地)より「虹の駅」に向かう(往復780円)。尚付近に駐車できず、少し離れた有料パーキングを利用した[マップコード12 491 172*83](地図)。
「虹の駅」より摩耶ロープウェイ前を過ぎて西へ行くと、摩耶花壇跡(1926年開業の宿泊施設)があり、更に進むと堀道(石垣あり)、峠茶屋跡(売店)がある。そこから尾根道を登ると浅い堀切と山頂の平坦地に着く。
北側遊歩道に三丁の碑、その先に宝篋印塔(旧天上寺の納経遺構)が見られ、旧天上寺跡の史跡公園への参道が続いている。
【歴史】 元弘三年 (1333年)白旗城主・赤松円心則村によって築かれたと云われる。
六波羅軍は、摩耶山城攻めのため約五千騎が山麓に着陣したが、山岳戦に持ち込んだ赤松円心が勝利したという。