日向山城 (にっこうやまじょう) (多喜山城)
所在地 滋賀県栗東市六地蔵 2016.12.25
日向山城 (にっこうやまじょう) (多喜山城)
所在地 滋賀県栗東市六地蔵 2016.12.25
登城ルート
入口標識
龍王宮
主郭
東側の桝形虎口
日向山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 日向山(にっこうやま)頂上まで741段の急な石段が続いている。樹木の少ない主郭からは琵琶湖や近江富士などの絶景が望め、訪れる人も多い。
【案内】 県道12号線「六地蔵」交差点より名神高速を潜って北に750m行き、左折して龍王宮鳥居東に駐車場が用意されている[マップコード67 363 450*85](地図)。
鳥居を潜って、石段を721段登ると標高222.9mの日向山町城の主郭に至る。中央に龍王宮が祀られ、「龍神さん」と呼ばれる小さな池がある。
主郭西側に石垣が残り、その西に袖郭があり、東西約70m南北約50mの主郭東側に虎口、桝形虎口を備え、櫓台がある。南側に土塁が残っている。
山の別名から多喜山城(たきやまじょう)とも呼ばれている。
【歴史】 東海道を眼下に見下ろす重要な地点にあり、安土城から先行して、元亀二年(1571年)以降に、栗太郡一帯を支配する目的で、織田信長方により築城されたとされている。