屋口城 (やぐちじょう) (矢口城)
最寄地 兵庫県小野市中谷町65 2017.9.24
屋口城 (やぐちじょう) (矢口城)
最寄地 兵庫県小野市中谷町65 2017.9.24
登城ルート(青丸は豊地城)
帯郭の白滝神社
3郭・奥に2郭
2郭・奥に主郭切岸
主郭・祠
主郭南の空堀
屋口城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 中谷町の北に向かって突き出た標高125mの尾根先端部にある。
帯郭や主郭、2郭の土塁が残され、背後(南側)の空堀がよく残っている。
【案内】 県道85号線より南に入り、豊地城跡の南西市道脇に標識がある[マップコード133 167 301*07]。
そこより農道を南に300mほど行き、若干の駐車スペースがある。道なりに木道を登ると、左の帯郭に白滝神社の赤い鳥居が見える。
少し登ると右に2郭があり土塁がよく残っている。2郭の北西に一段下がって3郭がある。
2郭の東に主郭があり、配水池が埋設されている。東から南に土塁、空堀がよく残っている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、依藤(よりふじ)氏の豊地城の支城または詰城とも云われる。
永禄年間(1558~70年)城主は別所重棟(しげむね)、三木合戦(天正六~八年)の頃には別所氏の家臣吉田伊賀守盛秀であった。