鷲ヶ城 (わしがじょう) (野津原城)
最寄地 大分県大分市野津原1025 2019.5.4
鷲ヶ城 (わしがじょう) (野津原城)
最寄地 大分県大分市野津原1025 2019.5.4
登城ルート(緑線は車道)
ゲート
配水タンク・左を直進
頂上の郭
愛宕山・三角点
三角点西より見下した主郭
主郭(右が山頂)
鷲ヶ城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 竹田市と大分市を結ぶ国道南の標高104.9mの独立丘陵に築かれている。山頂部を削り残して櫓台とし、北側に東西に細長い主郭がある。
以前は構造物もあり手入れされたと思われるが、近年は放置状態で背丈を越す笹藪が一面に生え、撮影に苦労した。
【案内】 国道442号線より変則的な交差点を南に、すぐ右の細い道を下って愛宕住宅(表記番地)に向かう。
山の手前の空き地に駐車した[マップコード237 859 878*20]。山裾の道を右に入り、左側の道を登ると、配水タンクへ至る(地図)。
途中にゲートがあるが、この日はたまたまなのか、施錠がされておらず4つのカーブを過ぎ500m程舗装道を登ると、配水タンク横に着けた。
横に低い柵があったが、遠路訪れたので越えて西に行く。すぐに城域に入り、南側に高台があり、北側に笹藪となった広く細長い主郭がある。愛宕山頂上に三角点があり、西にコンクリートの構造物の残骸がある。
【歴史】 平安時代の大神氏の流れを汲む大神惟基の子・惟平が豊後国大分郡稙田に住して、稙田(わさだ)氏を名乗った事に始まる。
惟平の曾孫・稙田有綱により築城され、以後稙田氏代々の居城となった。