常盤城 (ときわじょう) (亀城) (町の史跡)
所在地 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2050 2014.9.12
常盤城 (ときわじょう) (亀城) (町の史跡)
所在地 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2050 2014.9.12
城跡碑
諏訪神社
諏訪大明神
諏訪公園
常盤城 本丸跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 県道297号線に面して大鳥居があり、諏訪神社(表記番地)及び諏訪大明神の建てられている平坦地と、西に堀切で隔てて諏訪公園の平坦地がある。
大鳥居先の「萬民慶福」の石柱の前に「常盤城跡」の石碑がある(地図)[マップコード245 130 691*67] 。
昭和三十九年(1964年)に支城の大森城・緑城とともに愛南町の史跡に指定された。
【歴史】 勧修寺氏は西園寺氏の支配下に入っており、永正から天文年間(1504~55年)に当城を築いたとみられる。
永禄元年(1558年)に大友氏、天正三年(1575年)には長宗我部氏に攻められている。
一時は土佐一条氏を援護して逆に土佐国に侵入したが、天正十一年(1583年)に長宗我部氏に猿越城と緑城を落とされ、天正十二年(1584年)に降伏した。
豊臣秀吉の四国の役の後、天正十五年(1587年)に新領主の戸田勝隆から下城を余儀なくされた勧修寺氏は京に上ったという。