北川玄蕃頭土居屋敷 (きたがわげんばのかみどいやしき)
最寄地 高知県安芸郡北川村柏木140 2021.3.12
北川玄蕃頭土居屋敷 (きたがわげんばのかみどいやしき)
最寄地 高知県安芸郡北川村柏木140 2021.3.12
登城ルート
展望小屋
巻の渕
屋敷跡の石垣
井戸
中岡慎太郎生家(復元)
北川玄蕃頭土居屋敷跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 奈半利川左岸の集落の西外れに屋敷跡がある。
標識など何もなく、蜜柑畑となった方形の石垣に囲まれた所が土居屋敷跡で、山側に井戸が残っていた。
近くに、坂本龍馬らと共に薩長同盟の成立に尽力し近江屋で横死した中岡慎太郎の生家や資料館があり、併せて見学を勧めたい。
又、少し遠いが南東約36kmの室戸岬には、中岡慎太郎銅像が建てられている。
【案内】 奈半利川左岸の村道横に展望小屋があり、中岡慎太郎が飛び込んだという「巻の渕」が見える[マップコード421 726 534*02]。
展望小屋から東へ降りてゆくと、最初の石垣のある蜜柑畑が土居屋敷で、山側に蓋をされた井戸が残っている。
南東の上方に昭和42年に復元された中岡慎太郎生家がある(地図)。
また、南東には中岡慎太郎館(表記番地)があり、各種案内板が建てられている。右側に中岡慎太郎が峠を越えて野川に出、島村塾での勉学に通った向学の道があり、峠から烏ヶ森城へ遊歩道がある。
【歴史】 北川玄蕃頭道清の平時に使われた土居屋敷で、烏ヶ森城は戦時の詰城と云われる。
天正二年(1574年)玄蕃頭道清は長宗我部元親の軍と戦い、討ち死にしたという。