龍ノ口城 (たつのくちじょう) (天神山城・八幡山城)
所在地 岡山県岡山市中区祇園 2021.2.12
龍ノ口城 (たつのくちじょう) (天神山城・八幡山城)
所在地 岡山県岡山市中区祇園 2021.2.12
登城ルート
参道入り口
岩場の参道
神社西の堀切
龍之口八幡宮
神社西側上段の平坦地
龍ノ口城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高210m】
【感想】 旭川左岸の標高約227mの山頂に築かれている。
主郭には龍之口八幡宮が建てられており、切岸上の斜面が見られ西側斜面に堀切が残っているが、他に目立った遺構は見られなかった。
拝殿西の最高所からは旭川とその先の船山城のある低丘陵が望める。
【案内】 一帯の道は狭く、住宅が多く駐車スペースは限られるが「旭川荘職員駐車場」向かいのごみ置き場付近に駐車できる[マップコード275 145 767*51]。
100m程南東に行くと龍之口八幡宮鳥居がある(地図)。ハイキングコースとなっており、西側のピークから先は岩場の遊歩道が続いている。約900m登ると岩場の山頂に着き、東に歩くと主郭に建つ龍之口八幡宮に着く。
【歴史】 金川城主松田氏が戦術的拠点として築城し、城主は松田氏の重臣・穢所(さいしょ)元常が務めた。
永録三年(1560年)宇喜多直家の軍に攻撃されるが持ちこたえた。
しかし翌年直家の謀略によって城主・穢所元常が殺害され、宇喜多氏の手に落ち、直家の家臣・近藤与右衛門が城主となった。