大橋城 (おおはしじょう) (市の史跡)
最寄地 熊本県熊本市植木町田底1404 2016.5.12
大橋城 (おおはしじょう) (市の史跡)
最寄地 熊本県熊本市植木町田底1404 2016.5.12
山城川
城跡標柱
城址碑・説明板
説明板
土塁・祠
大橋城址碑(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 表記番地の西に山城川があり、橋の右に道標がある[マップコード175 161 205*77]。そこより北に行きすぐ右に曲がった民家手前に祠があり、城址碑、説明板が建てられている。
北東に土塁(地図)が残る程度で、遺構は殆ど見当たらない。
昭和四十五年(1970年)5月10日、植木町の指定史跡となった。
【歴史】 『肥後国誌』によると、「大橋左衛門尉平貞経は桓武天皇の皇子葛原親王12代後胤筑後守家貞の孫にて、肥後守貞能が子也。祖父家貞は平相国清盛の一族にて平家に仕へ肥後国の代官となって下向し、此所に住む依之子孫大橋を以て家号とす」とある。
合志川及び山城川を城外の防備線として利用、更に堀を巡らした跡も一部残っている。大橋氏の治績については記録がないので不明である。