塩屋城 (えんやじょう) (市の史跡)
最寄地 広島県安芸高田市甲田町上小原1698 2022.6.5
塩屋城 (えんやじょう) (市の史跡)
最寄地 広島県安芸高田市甲田町上小原1698 2022.6.5
登城ルート
登り口
4郭手前の2重堀切(振り返る)
4郭・土塁
4郭主郭間の堀切
主郭・三角点
手前から主郭・3郭・2郭
塩屋城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高160m】
【感想】 戸島川左岸の標高375.2mの山頂に築かれている。6つの主要郭と付属郭から構成され、主郭など急な切岸が目立ち、堀切や竪堀など防御施設もよく残っており、見所は多い。
【案内】 県道37号線より西に行った表記番地先に登り口がある[マップコード168 823 603*36](地図)。南へ曲がった道の左側に駐車スペースがある。
登り口から右の堀道を登り、尾根に出て100m程進むとフエンス扉がある。そこからなだらかで開けた尾根が城跡まで続き、所々にピンクのマーキングがある。
2重堀切の南に段郭、4郭があり、堀切を挟んで主郭があり三角点が建てられている。
南に鞍部(3郭)、2郭と並び、幅広の堀切を挟んで5郭がある。その下段に浅い堀切がある。
また主郭西に平坦地があり虎口が見られ、北側に連続竪堀が残っている。
昭和四十四年(1969年)4月、安芸高田市の史跡に指定された。
【歴史】 戦国期に豊島を所領とした粟屋氏の城といわれている。
粟屋氏は毛利氏が吉田荘に下向した際に追従し、以来毛利氏代々の重臣として知られている。『安芸高田市ホームページ』