馬神城 (うまかみじょう) (市の史跡)
所在地 広島県尾道市因島重井町馬神 2021.9.18
馬神城 (うまかみじょう) (市の史跡)
所在地 広島県尾道市因島重井町馬神 2021.9.18
登城ルート(緑線は車道)
登り口の説明板と標識
2郭先端の標柱・祠
2郭
主郭
馬神城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 因島北西の瀬戸内海に向けて突き出た標高95.7mの馬神山に築かれている。
草が多かったが、南北2段の平坦地が細長く伸びており南端に石宮が祀られている。石宮の所からは瀬戸内海の絶景が望める。
【案内】 県道366号線の「重井東西橋」交差点より西に200m程行った峠に案内板があり、そこからすれ違い困難な狭い舗装道が馬上山西側に続いている[マップコード48 002 676*87]。
約800m行くと説明板と登り口の道標があり、その手前に駐車できる[マップコード48 001 807*22](地図)。
擁壁の坂道を登り、すぐ左へ登ると草が多いが参道の様で所々に木道になっており、南西側に城跡標柱と2基の石宮がある。
北東に細長い2郭があり、その上段に主郭、三角点がある。
尾道市の史跡に指定されている。
【歴史】 永禄十年(1567年)青木城を築城した因島村上水軍新蔵人吉充の命により築かれ、側用人頭で第五(付)家老・末長有馬介景光(矢治馬介景親)が城将となった。
用人四家、小柱二家、使番五家及び大目付二家と十八(横目付)連中を率いて居城したと伝えられる。