鷺ノ森城 (さぎのもりじょう) (鷺森城)
所在地 愛媛県西条市壬生川21-2 2017.12.15
鷺ノ森城 (さぎのもりじょう) (鷺森城)
所在地 愛媛県西条市壬生川21-2 2017.12.15
鷺森神社・城跡碑
鷺森神社
東側水堀
北側水堀
鷺ノ森城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 大曲川の河口にある平城で、その支流と北側と東側に残る水堀に囲まれている。
【案内】 国道196号線より大曲川堤防道路に入り北に少し行った「鷺森神社」(表記番地)一帯となっている[マップコード119 370 112*88]。
狛犬の前に「鷺森城跡」の碑が建てられている。
【歴史】 室町時代、伊予国の河野通之が大曲川の河口に築城させ、桑原通興に守らせた。宇摩郡、新居郡の武将が讃岐国の細川氏と気脈を通じて攻め入るのを防ぐためであった。桑原氏は壬生川(にゅうかわ)氏と名を改めた。
元亀三年(1573年)、河野通吉が入城し、壬生川氏や周布郡剣山城主の黒河氏とともに、新居郡氷見村(現在の西条市氷見)を攻めた。
天正三年(1575年)に金子元宅(もといえ)に攻められ壬生川通国は討ち死にした。
天正八年(1580年)桑原泰国が城主となり、金子元宅の支配下となった。
天正十三年(1585年)、羽柴秀吉の命を受けた小早川隆景軍の攻撃を受け落城した。