室山城 (むろやまじょう)
最寄地 香川県高松市西春日町1063−182 2017.12.11
室山城 (むろやまじょう)
最寄地 香川県高松市西春日町1063−182 2017.12.11
登城ルート
登り口・駐車スペース
虎口
北側の曲輪
主郭
西側土塁
室山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高140m】
【感想】 高松市南西の標高199.8mの室山山頂にあり、南北に細長く広い主郭があり、南端の土塁から西側に続く土塁が残っている。西側には一部石積が見られる。
北に一段下がって曲輪がある。堀切は見られなかった。
【案内】 県道172号線の「奥の池」西の表記番地より北へ約300m行った、トンネル手前右側に登り口及び駐車スペースがある[マップコード60 574 096*78]。
登り口より尾根に登り、左(東)に登ってゆくと稲荷山姫塚下に出る。そこより井戸横を通って南へ300mほど歩いた室山山頂に曲輪があり、土塁、石積が残っている。
【歴史】 戦国時代末期に、勝賀城主香西氏に属した太田犬養守が築城した。犬養は当地において武勇の誉高く智勇兼備の武将であった。
一方、長宗我部元親は土佐を統一し四国平定を目指し讃岐に侵攻した。天正十年(1582年)香西氏を攻めた時、犬養は長宗我部軍と戦ったが、討死し、廃城となった。