金鑵城 (かなつるべじょう)
最寄地 兵庫県小野市新部町1320 2020.5.9
金鑵城 (かなつるべじょう)
最寄地 兵庫県小野市新部町1320 2020.5.9
登城ルート
木橋・土塁
堀切の木橋
土塁・柵
建物跡
見張櫓
金鑵城跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 加古川右岸の丘陵から東に突き出た標高90.4m地点に築かれている。
主郭には土塁が巡らされ、西郭との間に深い堀切がよく残っている。
北東の平野に堀井城跡、河合城跡、小堀城跡がある。
【案内】 「小野起生園」(表記番地)南東向かいの「夢の森公園」となっており、駐車場が用意されている[マップコード133 154 032*16]。
すぐ東に西郭があり、弥生時代の竪穴住居跡が保存されている。
その東に空堀があり、橋が架けられ土塁を巡らせた主郭がある。模擬門や3棟の建物跡、模擬見張櫓が建てられている。
【歴史】 築城時期など不明であるが、城主は播磨国守護赤松氏の家臣・中村氏とされている。
天文八年(1539年)西河合にある中村予次郎の所領が赤松晴政により没収され、別府源三郎に与えられた。以後中村、別所氏の争いとなり、中村氏は、三木城の別所氏に攻められ滅亡した。