面山城 (めんざんじょう) (市の史跡)
最寄地 広島県安芸高田市高宮町佐々部275 2022.6.3
面山城 (めんざんじょう) (市の史跡)
最寄地 広島県安芸高田市高宮町佐々部275 2022.6.3
登城ルート(緑線は車道)
正立寺鐘楼石垣左の登り口
林道右の登り口
南の郭
主郭・城趾看板
主郭北側切岸
主郭北東の馬場・右上が北の郭
面山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 安芸高田市高宮町佐々部の標高428mの山頂に築かれている。
主郭には城趾看板が建てられ、北に細長い郭があり、北東背後に堀切が見られ、東下段に広い馬場がある。
一方南には鞍部を挟んで3段になった南の郭がある。
【案内】 正立寺跡(表記番地)東の道が広く駐車できる[マップコード244 401 719*00]。
鐘楼石垣左に「面山森林公園」入り口があり、そこからが正立寺本堂背後に駐車場があり、山側に倒壊した説明板が立て掛けてあった。
駐車場の上に建物があり、登り口はわかりづらいが手前の林道を20mほど行くと、右に登る坂道がある(地図)。
堀道を少し行くと「しいたけ園」の看板があり、その付近から左の尾根に登り北に行くと遊歩道が見えている。
遊歩道を2回折り返すと、城跡南西に出、右に行くと南の郭に着く。
昭和六十一年(1986年)2月7日、安芸高田市の史跡に指定された。
【歴史】 佐々部氏ははじめ高階氏を名乗っていたが、面山城を築き佐々部氏を称した。
若狭守承世(?~1527年)の時、牛首城に移るまでの在城期間は不明である。
佐々部氏は阿須那の高橋氏、甲立の宍戸氏らと姻戚関係を結んで地位の保全を図った。毛利氏が台頭後は、その靡下に入り、宍戸氏の配下になったという。