具志頭城 (ぐしちゃんじょう/ぐしかみじょう)
最寄地 沖縄県八重瀬町具志頭352 2013.6.5
具志頭城 (ぐしちゃんじょう/ぐしかみじょう)
最寄地 沖縄県八重瀬町具志頭352 2013.6.5
説明板
南東側
南西側
土佐の塔
甲斐の塔
具志頭城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 「具志頭歴史民族資料館」(表記番地)より国道331号線を東に約400m行き、交差点を南に曲がって約400m、川を渡り道なり行くと具志頭城跡の駐車場に着く[マップコード 232 435 097*87 ] 。
現在公園となり沖縄戦での犠牲者を追悼して甲斐の塔、土佐の塔が建てられている。
東に直接海岸に出る道もあり、遠浅の太平洋が望める。
【歴史】 具志頭城は、十四世紀の中頃に英祖王統第二代大成王の第三子具志頭按司が築城したものと伝えられ、以来代々の具志頭按司の居城であった。
面積は25700㎡と沖縄の古城の中でも大規模で、北と東に川が流れ堀の役目を果たし南は海岸の断崖上に構えられた連郭式の山城である。
北方すぐ近くにはこの城の出城としてミドリ城がある。南側には見張り櫓の石垣遺構があり、南山城や多々名城などに対する備えの見張り台であったと云われている。
代々の具志頭按司は盛んに海外貿易を行った。その貿易港は城下を流れている白水川の下流に広がる内海であったと伝えられている。