周防国衙跡 (すおうこくがあと) (国の史跡)
所在地 山口県防府市国衙3丁目7 2014.5.14
周防国衙跡 (すおうこくがあと) (国の史跡)
所在地 山口県防府市国衙3丁目7 2014.5.14
国衙跡碑
国衙跡
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 表記番地の周防国衙跡の南側に「史蹟周防国衙趾」の石碑が建てられ、跡地一帯は広場となっている [マップコード93 205 379*35] (地図)。
東西約220m、南北約220mの正方形の敷地に土塁が巡らされていた。南は東林寺に接している。
【歴史】 大化の改新の詔(646年)により律令国家体制を整えていく中で、地方を国・群・里に分け、国には国府(国衙)を置き、朝廷から国司を派遣して中央集権国家を目指した。
奈良時代から平安時代初めまで国衙の政庁があったと推定される。四方の広さはほぼ二町(一町=106m)あった。北側には国司の住居があった。
昭和十二年(1937年)6月15日、国の史跡に指定され、平成十六年(2004年)9月30日、追加指定された。