琴ノ尾岳烽火台 (ことのおだけほうかだい)
所在地 長崎県諫早市多良見町佐瀬 2019.12.12
琴ノ尾岳烽火台 (ことのおだけほうかだい)
所在地 長崎県諫早市多良見町佐瀬 2019.12.12
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・降り口
烽火台
烽火台内部
説明板
琴ノ尾岳烽火台跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 標高451.3mの琴ノ尾岳の南斜面に設けられており、内径3.5mの円筒形の焚き場を石垣で囲んだ構造となっている。2ヶ所通風孔があり、崩れかけて鉄枠で補強されていた。
北斜面にもあるようだが、場所が解らず今回は行っていない。
【案内】 県道33号線の「松ノ頭トンネル」北側から「琴ノ尾公園」まで舗装道が通っている。
公園少し手前に駐車場があり[マップコード44 632 742*42]、そこから南に150m程下ってゆくと、烽火台がある。
【歴史】 江戸時代に書かれた『大村郷村記』には「長崎に何か事件が起こった時、のろしを上げて今の針尾(佐世保市)の方に伝えるために造られた」と記されている。
正保四年(1648年)ポルトガルの軍艦2隻が長崎にやって来た時と、文化五年(1808年)イギリスの軍艦フェートン号がやって来た時の2回、狼煙を上げたとされる。