杉峰城 (すぎみねじょう)
最寄地 長崎県雲仙市瑞穂町西郷己1180 2019.12.10 2020.3.11
杉峰城 (すぎみねじょう)
最寄地 長崎県雲仙市瑞穂町西郷己1180 2019.12.10 2020.3.11
登城ルート
北側登り口・説明板
説明板
主郭東下段の第74番札所
主郭
土橋
土橋右側の空堀
南の郭の石垣
杉峰城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高10m】
【感想】 西郷川に向けて南より伸びた台地先端部に築かれている。
前回訪れた時は、どこが城跡か分からなかったが、今回北側の説明板のある所から登って主郭に辿り着けた。
主郭南の空堀は深く切り立っており、中央に土橋が架けられ見応えがある。
南側に段があり石垣が残っているが、倒竹の多い竹林となって行く手を阻んでおり、南側から訪れたらそこで引き返したかも知れない(石垣の多い民家や畑があり、それと錯覚して)。
【案内】 西郷川に沿った表記番地東の道路に説明板が建てられている[マップコード325 104 076*72](地図)。その先の左に駐車スペースがある。
そこから斜めに登る道があり、鎮西八十八ヶ所第74番札所の堂があり、その手前から虎口を経て主郭に至る。
主郭は藪も多いが、南側に切り立った空堀があり、土橋の南に物凄い倒竹の郭があり石垣が見られる。
竹林を出て南にクランクした道を歩くと車道横の標柱に着く[マップコード325 074 713*37](地図)。
【歴史】 南北朝時代の観応三年(1352年)西郷次郎の杉峰城は北朝方に攻め落とされた。
その後の記録はないが、西郷氏の勢力は伊佐早(諫早)方面に移っていった。