賀来館 (かくやかた) (賀来氏館)
所在地 大分県大分市賀来40 2016.5.16
賀来館 (かくやかた) (賀来氏館)
所在地 大分県大分市賀来40 2016.5.16
大分市消防団格納庫
天満社
賀来氏館趾碑
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 賀来神社の北西にある県道207号線の信号の西に大分市消防団格納庫がある[マップコード46 142 409*40]。
そこより北に少し行くと表記番地西の小高い場所に「天満社」があり、拝殿脇に「賀来荘地頭賀来氏館趾」と刻まれた石碑が建てられている(地図)。遺構は無い。
【歴史】 賀来氏は大神氏一族で、戦国時代には大友氏に属した。享禄三年(1530年)には清田越後守が同紋衆を率いて本庄但馬守と中村左衛門を急襲、さらに翌日には千五百騎を率いて賀来館の賀来左衛門大輔を攻撃した。
賀来大輔は松ヶ尾城主大津留氏、鳥ヶ鼻城主橋爪鑑種の援軍と共に清田勢を挟撃し、反撃した。
翌日、清田勢の加奈田兵部の弓矢の傷がもとで死去した。