三滝城 (みたきじょう) (県の史跡)
最寄地 愛媛県西予市城川町窪野2816 2014.9.12
三滝城 (みたきじょう) (県の史跡)
最寄地 愛媛県西予市城川町窪野2816 2014.9.12
登城ルート(緑線は車道)
紀親安の墓
三滝神社
虎口・二の丸
三の丸・説明板・二の丸
本丸
三滝城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【案内・感想】 県道2号線より三滝自然公園へ向かう林道入口(地図)より北に約2㎞行き、三滝神社に行く分岐(地図)を約1.4㎞登って行くと三滝神社(表記番地)駐車場(頂上北北東)[マップコード392 876 391*12]に着く。
三滝神社の南西に500m徒歩で行くと、三滝山(標高642.1m比高約80m)頂上にある城跡で、本丸、二の丸、三の丸と東西に並んでいる。三の丸の東端と二の丸西端に説明看板が夫々立てられている。本丸は細長く、東端が少し高くなっている。
また三滝神社の手前の林庭院に三滝城主・紀親安の墓があり、銀杏の下で紀親安が自刃したと伝えられる、県の天然記念物に指定されている大銀杏がある。
昭和四十三年(1968年)3月8日、愛媛県指定史跡及び名勝となった。
【歴史】 北之川殿と呼ばれる紀氏の支城の一つだったが、紀親安の頃には甲之森城から当城に本城を移したと見られる。西園寺十五将の一人であった。
天正十一年(1583年)に長宗我部元親の軍一万三千騎により攻略され、当城で親安は自刃した。