大廻小廻山城 (おおめぐりこめぐりさんじょう) (神籠石)(国の史跡)
所在地 岡山県岡山市東区草ヶ部1806 2014.9.2 2015.5.4 2018.3.4
大廻小廻山城 (おおめぐりこめぐりさんじょう) (神籠石)(国の史跡)
所在地 岡山県岡山市東区草ヶ部1806 2014.9.2 2015.5.4 2018.3.4
登城ルート(赤は一の木戸/青は二の木戸/緑は三の木戸/紫は説明板)
大廻山・説明看板
配置図
一の木戸入口・標識
一の木戸水門
二の木戸水門付近
三の木戸水門付近
【遺構★★☆☆☆ 比高60m】
【案内・感想】 常楽寺(表記番地)に入る道を直進し、600mほど行った道路横に説明板がある[マップコード151 483 182*77](地図)。西に行った廃棄物処理施設の南の谷に、三の木戸水門(地図)が残っているという(下りて行ったがゴミが投棄され確認できない)。
また県道96号線より南に行った、(岡山市東区瀬戸町観音寺936)前に一の木戸入口[マップコード151 481 567*62](地図)があり、標識が建てられている。
そこより約600m沢の左側を行くと、一の木戸水門跡(地図))が残っている。南の次の沢に二の木戸水門(地図)が配置図に載っており、行ってみると草が茂り角石が散乱していたが確認できなかった。
二の木戸は一の木戸から100m位なので見学通路を整備してもらいたい(三の木戸も)。
【歴史】 大廻小廻山城跡は、『日本書記』などの歴史書に記録のない七世紀の古代山城と考えられ、神籠石と呼ばれる。西日本に16ヶ所確認されている。
全周3200m、城内の面積約39万㎡を占める。整然と並べられた列石と版築盛土からなる土塁が周囲を巡り、土塁が谷部を渡る三ヶ所には石積みの防塁を伴った水門が造られている。
平成十七年(2005年)3月2日、国の史跡に指定された。