由良山城 (ゆらやまじょう)
所在地 香川県高松市由良町 2017.12.12
由良山城 (ゆらやまじょう)
所在地 香川県高松市由良町 2017.12.12
登城ルート
清水神社大師堂
登り口
東側虎口
主郭・祠
主郭より採石後の断崖
西側虎口
由良山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 春日川の左岸の標高120.3mの由良山頂上にある。江戸時代以後、由良石と呼ばれる良質な石材が採掘され、北側は断崖となっている。そのため、曲輪の一部は失われているのかもしれない。
【案内】 県道156号線より西に入った清水寺の駐車場が利用できる[60 400 703*57](地図)。
本堂の右手にある大師堂先に階段があり、少し登ると両側に仏像が多数安置されている。さらに行くと登り口の標識があり、ロープが頂上まで張られており迷う事はない。ロープの外は断崖となり外れないよう注意する必要がある。
【歴史】 築城年代は定かでないが、三谷氏の一族・由良遠江守兼光によって築かれた。
永正五年(1508年)香西元定が三谷氏を攻めた際、由良山城も攻められ香西氏と和睦した。
天正十年(1582年)長宗我部元親が香西氏を攻めるが、その際香西氏の将として活躍した。