大迫城 (おおさこじょう)
最寄地 広島県安芸高田市八千代町土師1712−1 2022.11.7
大迫城 (おおさこじょう)
最寄地 広島県安芸高田市八千代町土師1712−1 2022.11.7
登城ルート
この裏から取り付く
東側堀切・主郭
主郭
主郭・三角点・石碑
北側尾根2条目の堀切
大迫城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 江の川(八千代湖)左岸の標高341.1mの山頂に築かれている。
主郭の三角点のそばに、「大迫城跡 伝承城ノ岸 中村伊勢守繁勝終焉地」と刻まれた石碑がある。
南西に段郭があり、周囲を取り巻くように帯郭が残っている。
東側尾根に浅い堀切、北尾根にやや深い堀切が2条よく残っている。
【案内】 八千代湖の北岸にある円通山神社(表記番地)駐車場が利用できる[マップコード322 268 493*42]。
円通山神社裏のトイレ横から取り付き(地図)、急な斜面をよじ登り尾根上に出て、そこから緩やかな尾根を北西に進むと主郭下の堀切に着く。
【歴史】 『萩藩諸家系譜』に、中村伊勢守繁勝は上土師に住み、その弟中村元明は下土師に住み、武田氏に仕えていたが、毛利弘元の招きに元明は応じた。
しかし招きに応じない兄元繁と不和になった。
田屋城主・元明は郎党の富田某を繁勝の居城に遣わし謀って繁勝を切腹させたという。