安田要害山城 (やすだようがいさんじょう) (新山要害山城) (尼子十砦)
最寄地 島根県安来市伯太町安田関354 2022.10.15
安田要害山城 (やすだようがいさんじょう) (新山要害山城) (尼子十砦)
最寄地 島根県安来市伯太町安田関354 2022.10.15
登城ルート(緑線は車道)
長台寺裏の登山口
無名成
大成平
西側の段郭
本丸平
説明板
安田要害山城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高220m】
【感想】 鳥取県米子市と島根県安来市の境にある標高281.2mの要害山に築かれている。
本丸は広く、西側に段郭が連なり、西尾根に離れて3つの郭が残っている。
本丸からの眺望はよく、遠く中海や米子市、安来市の市街が望める。
【案内】 県道102号線より行った長台寺(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード109 142 822*26]。
本堂の右裏に説明板、石段の登山口がある。そこから遊歩道が頂上まで通じており、人気のハイキングコースのようだ。
6合目付近に土塁を伴った無名の郭があり、その東に八幡成、大成平と並んでいる。
本丸西には階段状に段が連なり、右側に通路があり、広い本丸に続いている。
本丸に説明板が建てられている。
【歴史】 戦国時代、尼子経久の家臣・安井光照が雲伯の国境警備のために築いた。
その後、福山源五郎が城主のとき、尾高城主・杉原盛重の率いる毛利勢に攻められた。攻防を繰り返したが、遂に永禄八年(1565年)三月落城した。