糸数城 (いとかずじょう) (国の史跡)
最寄地 沖縄県南城市玉城糸数667‐1 2013.6.4
糸数城 (いとかずじょう) (国の史跡)
最寄地 沖縄県南城市玉城糸数667‐1 2013.6.4
登城ルート(緑線は車道)
城跡碑・由来碑
城壁登り口
北西側城壁
南側城壁・太平洋
南側城壁
糸数城跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【案内・感想】 「南部観光総合案内センター」(表記番地)の南西50mより左折南に約250m行った駐車場の前に城跡碑、説明板が建てられている[マップコード 232 526 681*06 ](地図)。東に約220mに亘って城壁が残っている。
【歴史】 糸数村落南側の断崖上に築かれ、築城年代は不明であるが、玉城按司が次男を大城按司に、三男を糸数按司に任じたとの伝説があり、おそらく「三山分立時代」の初期十四世紀前半の築城と考えられる。
城壁は野面積みと切石積みの両方があり、切石積みの方がもっとも高く約6mでこの上から、太平洋と東シナ海が眼下に望める。西側は断崖を利用し東北東に城門を開いている。
城内の随所に遺物包含層があり、そこから土器に混じって中国製陶磁器類が出土している。
昭和四十七年(1972年)5月15日に国の史跡に指定された。