余崎城 (よざきじょう)
最寄地 広島県尾道市向島町立花2978 2021.9.18
余崎城 (よざきじょう)
最寄地 広島県尾道市向島町立花2978 2021.9.18
登城ルート(緑線は車道)
3軒目の左の石段から登る
南側斜面の石垣
主郭・北側石垣
余崎城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 向島の南端にある標高63m城山に築かれている。主郭周囲に一部崩れているが石垣が残っている。
【案内】 県道377号線より表記番地南に、別荘に向かう通行止めの道がある[マップコード48 070 767*01]。通行止めということから無住の別荘と思われる。
そこから舗装道を時計回りに行き、南東から住宅に上がる道を進み3軒目の家の左から石段があり、そこを登ってやや左より直登すると城跡に着く。
ただし、住宅の道で気を遣うので、南西の階段を登った所(地図)から山道を東に行くと、住宅前に着き、北に登るが安心して行ける(地図)。南西の尾根を越えてゆくと北東の主郭に着く。
【歴史】 因島村上氏の当主村上吉充は厳島合戦において毛利氏に与し、その恩賞として向島と宇賀島を与えられた。
弘治年間(1555~58年)村上備前守吉充は余崎城を築いて長崎城から移り居城としたが、永禄十年(1567年)には青木城を築いて居城を移し、余崎城には城代として鳥居次郎を置いたという。