笑路城 (わろうじじょう) (松尾城)
所在地 京都府亀岡市西別院笑路風呂ヶ谷 2017.1.12
笑路城 (わろうじじょう) (松尾城)
所在地 京都府亀岡市西別院笑路風呂ヶ谷 2017.1.12
登城ルート
国道横の入口
電気柵先の標識
堀切
2郭虎口・石垣
主郭石垣・井戸跡
主郭・鉄塔
笑路城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 登り口は判りづらいが、鉄塔が目標となる。それにしても、どこでも獣除けフエンスや電気柵が設置されているものだ。
広い曲輪が2段になって残り、崩れそうな石垣、井戸跡があり兵士たちの生活の様子が偲ばれる。
【案内】 国道423号線南にある無線設備横の鳥居前に駐車できる[マップコード52 497 502*60](地図)。
細い農道を200m南に行くと、電気柵の入口があり(地図)、「丹波笑路城跡→」の消えかかった標識がある。鉄塔管理道を登り、鞍部を右(南) へ行き、南東方向に登ってゆく。堀切があり右手に登ると2郭があり虎口付近に石積みが残り、東端に土塁(櫓台)が残っている。
細長い平坦地を西に行くと、標高414.6mの山頂に主郭があり石垣と井戸跡が残っている。主郭には送電線鉄塔が建てられ、説明板があるが読みづらい。天守台と思われる。
【歴史】 当城の城主として、天文(1532年)~弘治(1558年)の頃、長沢氏の名が見える。
天正(1577~79年)の頃、長沢家綱は、「明智戻り岩」にて明智光秀は対面し、光秀の和平作戦に賛同して本能寺に軍功をたて、天正十年(1582年)山崎の合戦で討死した。