七兵衛屋敷 (しちべえやしき) (番屋敷) (県の史跡)
所在地 香川県小豆郡小豆島町岩谷甲364 2020.2.3
七兵衛屋敷 (しちべえやしき) (番屋敷) (県の史跡)
所在地 香川県小豆郡小豆島町岩谷甲364 2020.2.3
屋敷跡
屋敷跡・説明板
七兵衛屋敷の説明板
通路側石垣
天狗岩丁場への標識
七兵衛屋敷跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 小豆島東側海岸を望む岩谷集落の北外れにある。屋敷跡の説明板が建っている下段は狭く、山側の3段の石垣を設けた民家までが範囲と思われ、石垣がよく残っている。
残石は背後の墓地より北に行った所のようだが、帰りの出航時間が迫っており断念した。
【案内】 国道436号線に面した所に「大坂城残石登り口」の石碑が建てられ、その登り道の向いに屋敷跡がある(表記番地)[マップコード758 027 121*12]。
昭和四十五(1970年)4月28日、香川県の史跡に指定された。
【歴史】 江戸時代初期、大坂城修築の際し、当地より筑前黒田藩が採石し、大坂城普請終了後、幕府から残石を勝手に持ち出してはならないとの通達が出、黒田家家臣・七兵衛に残石監護を行わせ、その子孫は明治維新までその役に従った。番屋敷と呼ばれている。