高尾城 (たかおじょう) (市の史跡)
最寄地 大分県豊後大野市緒方町下自在1030 2019.5.6
高尾城 (たかおじょう) (市の史跡)
最寄地 大分県豊後大野市緒方町下自在1030 2019.5.6
登城ルート(緑線は車道)
トラック西側から見た遠景
この辺から直登
主郭
主郭東側の切岸
主郭南側の虎口
高尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 緒方町軸丸と緒方町自在の境にあり、標高229.5mの山頂に築かれ南西側にやや傾斜して広い主郭がある。
周囲に切岸が見られ、主郭南側に虎口状の開口部が見られる。主郭の北東、南東、南西に郭があり、特に南東側は階段状になっている。
【案内】 市立緒方中学校(表記番地)の東にある運動公園トラックの南に駐車場がある[マップコード237 191 663*10]。
トラックの北にある野球場のバックネット裏の山裾から直登した。
最初の5mくらいは急斜面だが、やがて階段状の郭があり虎口付近に着く。
昭和四十七年(1972年)6月29日、緒方町の史跡に指定された。
【歴史】 緒方中学校裏山の山頂に所在する中世山城で、天正十四年(1586年)豊薩戦争の古戦場である。
『大友興廃記』によると、堀中務・阿南但馬守ら緒方庄の武士団が島津軍を迎え討つために立て籠もり、激戦の末全員討ち死にしたという。
城跡に残る土塁・曲輪・縦堀群などは規模が大きく、緒方町域では中心的な城郭であったと推定される。『豊後大野市ホームページ』