石見城 (いわみじょう) (国の史跡)
所在地 島根県大田市仁摩町大国 2021.6.10
石見城 (いわみじょう) (国の史跡)
所在地 島根県大田市仁摩町大国 2021.6.10
登城ルート
南側の倉庫左から登る
尾根鞍部の標識
東側の堀切
北側の郭・2郭切岸
主郭・標識
石見城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 石見銀山より日本海に出る街道(県道31号線)を見下す標高154mの竜嵓山(りゅうがんさん)に築かれている。
広い主郭の東に堀切があり、東の細長い郭の南に土塁、北下段に虎口の曲輪があり、東尾根に堀切が残っている。
【案内】 竜嵓山西の県道31号線「仁摩邑南線」の広くなった所に駐車できる[マップコード599 200 378*17]。東側の山裾に石見城跡の案内板が建てられている(地図)。
登り口は南麓の倉庫の向かいにある(地図)。そこから斜め左に約150m行くと、最初の民家跡の石垣がある(この付近)。民家跡に上り、道ははっきりしないがマーキングを見ながら折り返し、登って行くと尾根の標識に出る。
そこから西(左)に登ると、堀切があり北の郭に着き、東の郭を経て広い主郭に着く。
昭和四十四年(1969年)4月14日「石見銀山遺跡」の一つとして国の史跡に指定された。
【歴史】 石見銀山から日本海に至る街道沿いにあり、銀山を押さえる拠点的な城の一つで、城主は温泉氏(ゆのし)と云われる。