鶴ヶ城 (つるがじょう) (城山) (市の史跡)
最寄地 大分県豊後大野市緒方町越生959 2019.5.6
鶴ヶ城 (つるがじょう) (城山) (市の史跡)
最寄地 大分県豊後大野市緒方町越生959 2019.5.6
登城ルート
用水路を右へ
南側の古墳
堀切
主郭南の古墳
主郭・墓地
鶴ヶ城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 小牧城の西2.5kmに位置し、緒方町越生(こしお)の大野川右岸の標高192mの山頂に築かれている。
南尾根に草に埋もれた堀切があり、北の主郭は墓地になり改変されているが、北端部に土塁が残っている。
【案内】 県道210号線より東に行った表記番地手前に「漆生古墳群→」の標識が建てられている [マップコード237 194 481*42](地図)。
その先の用水路横を北200m程歩き、右に登ると「漆生(うるしお)古墳群」の説明板が建てられ、南側に古墳がある。
北にある堀切を過ぎ登ると、右手に古墳があり、その先に墓地となった主郭がある。墓地になり改変されているが、主郭北端部に土塁が残っている。
昭和四十七年(1972年)6月29日、緒方町の史跡に指定された。
【歴史】 越生の通称「鶴ヶ城」とも呼ばれる中世山城で、天正十四年(1586年豊薩戦争の際、多田和泉守らが島津軍を迎え討つために立て籠もったという。
城跡には墓地による改変を受けているが、二つに分かれた尾根上に曲輪や土塁が残っている。なお漆生古墳群の城山古墳も城郭に利用されていたとみられている。『豊後大野市ホームページ』