梶山城 (かじやまじょう) (加治山城)
所在地 兵庫県たつの市揖保川町市場/真砂 2020.12.12
梶山城 (かじやまじょう) (加治山城)
所在地 兵庫県たつの市揖保川町市場/真砂 2020.12.12
登城ルート
登山口の碑
南側斜面
主郭
主郭・城址碑
西側の段
梶山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高70m】
【感想】 揖保川右岸の標高約81mの北に伸びた尾根山頂に築かれている。主郭は自然地形に近いが、城跡碑が建てられ、西側に2段の平坦地がある。堀切は見られない。
【案内】 県道441号線が揖保川の支流の堰を越えた先に「梶山城趾登山口」があり、そこに駐車できる[マップコード114 201 561*58](地図)。石碑から谷筋を登り、尾根を右へ登ると城跡で、主郭に城址碑が建てられている。
【歴史】 明徳年間(1390~94年)七条家赤松氏系の赤松治部少輔教弘が築城したと云われている。
明徳三年(1392年)教弘が伝台山城を攻め取って移った後、一族の肥塚(こいづか)和泉守頼房が城主となり、以後肥塚氏が数代にわたり居城した。
弘治二年(1556)肥塚祐忠の代に、楯岩城主赤松氏の家臣広岡五郎に攻められ、落城した。