波賀城 (はがじょう)
最寄地 兵庫県宍粟市波賀町上野2 2019.4.12
波賀城 (はがじょう)
最寄地 兵庫県宍粟市波賀町上野2 2019.4.12
登城ルート(緑線は車道)
城址碑・冠木門
土橋状の通路
木造二層櫓・土塀
頂上・社
祠・城山標柱
波賀城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高180m(車道入口より)】
【感想】 因幡街道と千種を結ぶ街道を眼下に望む標高457mの城山に築かれている。
ゲートは開いていたが、道路崩壊の工事中で立ち入り禁止の看板があった。道路は舗装し直され、たまたま通れたのか、正式に開放されているのかわからないが、二層櫓の波賀城学習資料館は訪れた時は閉館していた。ゲートから歩くつもりで行ったが、通れて楽だった。
【案内】 国道29号線「波賀市民局前」交差点より東に入り、市道を入った表記番地手前の三叉路を左に入る[マップコード304 561 661*82](地図)。
少し先にゲートがあり、そこから約2kmの舗装道が城跡東側に通じており広い駐車場がある。
そこから西に歩くと土塁があり、その先に城跡碑、冠木門が建てられている。通路を下ると、城跡が見え、復興木造二層櫓(檜皮葺)が建てられ、復元された石垣や、土塀がある。
その上段に城山の標柱が建てられ、屋根掛けされた社と横に祠が祀られている。
昭和六十一年(1986年)8月28日、宍粟市の史跡に指定された。
【歴史】 弘長年間(1261~64年)に芳賀七郎が築城したとされる。その後、13世紀中頃から戦国時代末期まで播磨国の中村氏が城主として拡張したと云われる。
当史跡公園は、宍粟郡波賀町が波賀城跡を平成二年(1990年)から開始した発掘調査と史跡公園としての整備事業を行った。
波賀城跡に檜皮葺二層櫓、冠木門などが復元されている。二層櫓は内部を歴史資料館「波賀城学習資料館」となっている。訪れた時は閉館していた。