打越城 (うちこしじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市七城町蘇崎335 2016.5.12
打越城 (うちこしじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市七城町蘇崎335 2016.5.12
登城ルート
入口・標柱
曲輪
城址碑・説明板
説明板
土塁
打越城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道53号線に標識が建てられ北に行き、表記番地の北に入口石段があり、碑が建てられている[マップコード175 134 752*46] 。その先の峠付近が広くなっており、駐車できる。
石段を登って、北に行くと間もなく、「打越城址」の石碑と説明板が建てられている。土塁が部分的に見える。
【歴史】 この城は付近の地形の最も高い位置にあり、菊地本城(守山城)の西・北方の備えとして、台城と共に要衝の地である。
代々菊池氏氏族(うじぞく)の城で、林原与三隆益一族が防御に当った。西方面の備えについては、もう一つ城があったと考えられ、南西約700mの「城の本」という地名の場所と推定されている。
この城は、天授五年(1379年)今川氏の3万の軍勢による再度の攻撃で陥落した(板井原の戦い)。それ以来、打越城は現在の地に移り、菊池氏滅亡後は怒留湯(ぬるゆ)氏が城主となった。その末裔は現在も打越区に健在である。『菊池市教育委員会説明板』より抜粋。