名護城 (なんぐすく) (日本さくら名所100選)
所在地 沖縄県名護市名護 2013.6.6
名護城 (なんぐすく) (日本さくら名所100選)
所在地 沖縄県名護市名護 2013.6.6
説明板
グシク跡・神アサギ
名護城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 東江中学校(名護市大東2丁目1−1)南の道路を東に700mほど行った標高約100m比高30mの山頂の名護城公園となり、寒緋桜の名所となっている[マップコード 206 629 220*32 ]。
【歴史】 土器、瓦などの発掘遺物から600年前(十四世紀)頃この地に人が住み始め、名護按司の居城と伝えられている。
その頃は「グシク時代」と呼ばれ奄美諸島から八重山諸島に至るまで、人々は「グスク」と呼ばれる小高い丘に暮らしていたようである。
それまでの数千年にわたる狩猟生活から農耕生活に変わってゆく時代にあたる。このグシクには石垣は見当たらないが、東側に約3mと約8mの堀切があり保存状態も良く、沖縄では他に数か所発見されているが、注目を集めている。
グシク内には西側に祝女殿内(ぬんどぅんち)、根神屋(にがみやー)、掟神屋(うちがみやー)、フスミ屋、東に神アサギなどグスクの遥拝所があり、大切な信仰の場所となっている。