潮江城 (うしおえじょう)
最寄地 高知県高知市小石木町30−4 2018.3.9
潮江城 (うしおえじょう)
最寄地 高知県高知市小石木町30−4 2018.3.9
登城ルート(緑線は車道)
南東の空堀
空堀・土塁
主郭・土塁
北西の石垣
潮江城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 境川右岸の標高118.3mの丘陵にあり、筆山公園として整備されている。東側下段の郭は改変されているが、頂上部は空堀、石垣など残っている。
境川を挟んで高知市街や高知城を見下ろす位置にあり、展望は素晴らしい。
【案内】 県道274号線より高知市筆山文化会館(表記番地)を経由して東に登ると、筆山公園駐車場が用意されている[マップコード73 154 645*84]。
山頂部と東部下段は公園として整備されている。
【歴史】 築城時期ははっきりしないが、南北朝時代、砦程度の城が在ったと考えられる。
戦国時代、土佐郡北部の森郷と土佐郡南部の潮江村一帯を所領とした土豪・森氏の支城であった。
本山城の本山氏が勢力を伸ばし、森頼実の森城と共に攻略し、本山氏に帰属していた。
永禄三年(1560年)本山氏を長宗我部元親が駆逐すると森頼実の子孝頼に与えられた。森孝頼はその後、長宗我部元親の命で本山城を攻撃している。