堤土塁 (つつみどるい)
所在地 佐賀県三養基郡上峰町堤 2020.3.13 2020.9.20
堤土塁 (つつみどるい)
所在地 佐賀県三養基郡上峰町堤 2020.3.13 2020.9.20
石碑
空堀
土塁上面
北浦大橋西側にある土塁
堤土塁跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 東土塁は上峰町の長閑な田園の中にあり、幅広の土塁が東西に伸びており、歴史公園となっている。東側に空堀が残っている。
西側に開平江川で分断されて土塁が続いているが、田や住宅地となり、こちらは明瞭ではない。
【案内】 県道46号線の「上峰町消防団格納庫」前より東に約350m行き右折すると、堤土塁跡の石碑がありその前に駐車できる[マップコード37 636 273*75]。
現在は、開平江川で東西に分断されていて、東側が長さ110m・幅約40m・高さ約2m、東側から幅6mの道路跡が確認されている。西側が長さ110m・幅約40m・高さ約5mで、住宅地となっている。
県史跡となっている。
【歴史】 土塁が造られた時期は7~8世紀と考えられている。農業用水を蓄える灌漑施設説、大宰府などの防衛施設説、または古代の道路説などの諸説がある。