荒神山城 (こうじんやまじょう)
所在地 滋賀県彦根市清崎町 2016.12.26
荒神山城 (こうじんやまじょう)
所在地 滋賀県彦根市清崎町 2016.12.26
展望所・NHK中継塔
社務所北側の石垣
参道横の石垣
参道右側曲輪の石垣
荒神山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高200m】
【感想】 荒神山神社境内と上段のテレビ中継塔敷地となり遺構ははっきりしない。展望所からは琵琶湖が眼下に望める。
南側参道横に腰郭があり、古い石垣が残っている。また、社務所北側に古い石垣が残っている。
【案内】 林道荒神山線を上り詰めた標高284mの荒神山にあり、荒神山神社境内及び西の展望台となっている[マップコード101 218 478*88]。
展望台横にはNHKテレビ中継塔が建っている。神社への石段横に古い石垣が残っている。
【歴史】 築城年代、築城者ともはっきりしない。神社由緒によると、天平二年(730年)行基49院創建の時、49院奥の院として奥山寺が建てられた。
奥山寺には戦国時代、観音寺城六角氏の家臣・日夏安芸守が居城したという。
奥山寺は、元亀二年(1571年)織田信長によって比叡山延暦寺と共に焼きはらわれたという。
江戸時代、井伊直政が近江彦根に封じられた時、築城の計画があったという。
慶応四年(1868年)神仏混淆の廃止により、奥山寺は廃され荒神山神社が造営された。