恒屋城 (つねやじょう) (市の史跡)
最寄地 兵庫県姫路市香寺町恒屋2269−1 2019.10.26
恒屋城 (つねやじょう) (市の史跡)
最寄地 兵庫県姫路市香寺町恒屋2269−1 2019.10.26
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・登り口
説明板
前城切岸
3の郭
横堀・横矢掛り
後城2の郭
後城主郭・城跡標柱
恒屋城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高150m】
【感想】 香寺町恒屋の標高236.3mの城山に築かれている。前城切岸やお堂が県道からも見え、鞍部から北を後城、南を前城と区分されているようで、築城時期が違うのかもしれない。
折れのある横堀や土塁、堀切、帯郭などがよく残っており、標識も要所に立てられ見所は多い。
【案内】 県道409号線より祐光寺(表記番地)横の少し北に駐車場が用意されており、説明板が建てられている[マップコード24 671 766*63](地図)。
遊歩道を登ってゆくと、前城の畝状竪堀に着く。畝状竪堀の上にお堂が建てられ、前城の切岸がよく残っている。
その北に三の丸があり、更に中央に土塁のある鞍部郭に続いている。北に横矢の掛かる土塁付の横堀があり、2郭、帯郭、堀切を経て最高所に主郭がある。主郭には盗掘跡の穴が残り、城跡標柱が建てられている。
昭和五十二年(1977年)9月16日、香寺町(現姫路市)の史跡に指定された。
【歴史】 嘉吉年間(1441~44年)、赤松氏の幕下恒屋氏が築き、天正四年(1576年)羽柴秀吉の軍に攻められ落城したという。