若狭野陣屋 (わかさのじんや) (浅野陣屋)
最寄地 兵庫県相生市若狭野町若狭野648 2019.10.25
若狭野陣屋 (わかさのじんや) (浅野陣屋)
最寄地 兵庫県相生市若狭野町若狭野648 2019.10.25
法界庵
説明板
石垣・土塀
移築西法寺山門
若狭野陣屋(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 相生市若狭野町の矢野川北側にあり、札座として使用された法界庵が残るのみで、周囲は空き地になっている。
法界庵は石垣と土塀で囲まれているが、土塀は崩れかけていた。
【案内】 国道2号線より細い市道に入り矢野川を渡って北に行くと、表記番地先に若狭野陣屋があり、入口に駐車できる[マップコード114 275 754*77]。
札座(藩札を作った所)の建物であった法界庵が残っている。
北に行くと須賀神社があり、その右に和泉式部ゆかりの薬師堂がある。
東方7km余にある西法寺(相生市那波野3丁目10−5)に陣屋門が移築されている[マップコード114 224 828*56]。
【歴史】 寛文十一年(1671年)赤穂藩主浅野長直の養子浅野長恒が分家したことに始まり、長恒は江戸幕府直参の旗本となり、若狭野12ヶ村3千石の知行が与えられ、若狭野に陣屋を構えた。
陣屋は3千石の旗本としては豪壮で、1600㎡の敷地内に本宅(6室)内庭のほか門・倉庫・馬屋・武器庫などがあった。