由並城 (ゆなみじょう) (由並本尊城・本尊山城)
最寄地 愛媛県伊予市双海町上灘5927 2020.2.7
由並城 (ゆなみじょう) (由並本尊城・本尊山城)
最寄地 愛媛県伊予市双海町上灘5927 2020.2.7
登城ルート
予讃線・坂上から東(左)へ
天一神社跡(鳥居のみ)
石垣
上段の石垣
頂上の三角点
由並城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高180m】
【感想】 標高187.2mの本尊山に築かれている。頂上主郭は岩場で狭いが、西側下段に割と広い平坦地がある。矢竹や草木が茂っておりはっきりしない。
道の駅「ふたみ」から見ると、尖って急峻な山容が間近に見える。
【案内】 国道378号線より東に入った市道に面した天一稲荷神社(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード234 662 271*23]。
神社石段を登り、拝殿前より左に回り込み、予讃線を渡って拝殿裏側の頂上から登りはじめる(地図)。
道中は矢竹の中を一人通れる幅に道があり、中腹まで登ると虎口状の地形となりそこに広い平坦地がある。
更に登ってゆくと岩場を利用した堀切があり、天一神社の鳥居がある。
そこから岩場を登って行くと石垣があり右側に狭い平坦地がある。折り返すように登ると、山頂に着き、三角点が設置されている。
【歴史】 南北朝時代に築かれたと云われ、戦国時代には、由並氏代々の居城であった。
天正十三年(1585年)豊臣秀吉の四国征伐で、秀吉の武将・小早川隆景の軍に攻められ、ついに開城した。