久良天嶬鼻砲台 (ひさよしてんぎばなほうだい) (久良砲台) (県の史跡)
最寄地 愛媛県南宇和郡愛南町久良4063−5 2021.3. 9
久良天嶬鼻砲台 (ひさよしてんぎばなほうだい) (久良砲台) (県の史跡)
最寄地 愛媛県南宇和郡愛南町久良4063−5 2021.3. 9
県道297号線(通行止め)
天嶬鼻遺跡の碑
虎口
石垣
砲台の石塁・石碑
久良天嶬鼻砲台跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 天嶬鼻灯台の約500m手前に砲台跡があり、石塁や土塁がよく残っている。
海岸にある番人屋敷の石塁は、説明板がぼやけており、念頭になく見ていない。
【案内】 県道297号線の表記番地の先の通行止め個所付近に駐車した[245 037 819*06]。
狭い県道を約1.3km歩いたカーブ地点に説明板が建てられている[マップコード245 038 634*08]。カーブ地点は広く駐車できるが、途中はすれ違いが困難と思われ、結果的には徒歩の方が良いかもしれない。
説明板左寄り海岸側に下るとすぐに砲台跡がある。
昭和二十五年(1950年)10月10日、愛媛県の史跡に指定された。
【歴史】 高野長英の設計により、嘉永三年(1850年)宇和島藩最初の砲台が築かれた。2門の火縄式の大砲が置かれ、後に雷管使用の大砲に改良された。
海岸には砲術師、番人の屋敷を防護する目的で長さ100m高さ2.5mの石塁が築かれた。