鹿島城 (かしまじょう) (高津原館・鹿島陣屋)
所在地 佐賀県鹿島市高津原462 2020.3.10
鹿島城 (かしまじょう) (高津原館・鹿島陣屋)
所在地 佐賀県鹿島市高津原462 2020.3.10
大手門
旭ヶ岡公園
二の丸・旭ヶ岡公園
内堀(左側)・鹿島高校
鹿島高校・赤門
南東石垣
鹿島城跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 本丸は鹿島高校敷地となり、北側は二の丸で旭ヶ岡公園となっている。
大手門の東西に外堀が見られ、本丸の北から東にかけて内堀が残っている。クランクした大手道に沿って石垣の上に家臣屋敷跡が点在し、民家として使用されている。
【案内】 県道309号線「三道会前」交差点の一つ北の交差点より西に行き、左折すると、大手門があり、門を潜った先の空き地に駐車できる[マップコード104 086 438*00])(地図)。
南にクランクした道を歩くと、石垣が残り旭ヶ岡公園を経て本丸の赤門に着く。
本丸の南の道を挟んで家老であった原氏の武家屋敷があり、棟門が残っている。
【歴史】 文化三年(1806年)9代藩主・鍋島直彜(なおのり)は、常広城が度重なる水害に悩まされ、幕府の許可を得て着工し、翌文化四年に完成した。
明治七年(1874年)佐賀の乱の際、火災が起き赤門及び大手門が類焼を免れ残存しており、佐賀県の重要文化財となっている。