神西城 (じんざいじょう) (龍王山竹生城・高倉城) (尼子十旗)
最寄地 島根県出雲市東神西町1038 2018.5.11
神西城 (じんざいじょう) (龍王山竹生城・高倉城) (尼子十旗)
最寄地 島根県出雲市東神西町1038 2018.5.11
登城ルート
案内板と登山口碑
頂上手前
主郭・城址碑
城址碑
2郭
神西城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 神西湖南東の標高101.2mの山頂に築かれている。主郭から神西湖や出雲市街とその先に日本海の絶景が望める。
主郭と東側の2郭が見られ、南側は鬱蒼とした竹林となって那賣佐(なめさ)神社の境内に続いている。
竹林の中に階段状の平坦地が見られるが、周辺は藪で堀切は見つからなかった。
【案内】 登城口は北麓の十楽寺口と南麓の那賣佐神社口がある。十楽寺(表記番地)は神西氏初代高通が菩提寺として建立された。十楽寺駐車場が利用できる。
南西に登り口があり案内板、登山口碑が建てられている[マップコード258 533 747*18]。
約400mの遊歩道を登ると主郭があり、公園として整備され、城址碑や説明板が建てられている。東側に2郭がある。
【歴史】 貞応二年(1223年)相模国鎌倉から武蔵七党の小野高通が地頭職として下向し、ここに築城したといわれる。地名に因んで神西三郎左衛門を名乗り、以後12代続いた。
戦国時代、尼子十旗の1つとされた。神西元通は尼子勝久らと尼子家再興を目指して毛利軍と戦い続けたが、天正六年(1578年)播磨上月城の戦いに敗れ自刃した。