鳥岳城 (からすだけじょう) (市の史跡)
所在地 大分県豊後大野市緒方町小原/大石 2019.5.7
鳥岳城 (からすだけじょう) (市の史跡)
所在地 大分県豊後大野市緒方町小原/大石 2019.5.7
登城ルート
トンネル東の登山口標識
谷筋を登る
尾根の標識
大岩を利用した堀切
主郭・土塁
南側切岸
鳥岳城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高230m】
【感想】 緒方町小原と大石の境に位置する標高683.7mの烏嶽に築かれている。
主郭は南北50mほどあり西側に削り残した土塁がある。また大岩を利用した堀切があり、天険な地勢を利用して築かれている。
【案内】 県道7号線より大規模林道始点があり、そこに「烏嶽登山口→」の標識が建てられている[マップコード685 532 559*71]。
そこから大規模林道を約1.5km行った「烏嶽トンネル」の手前100m付近に登り口の標識が建てられている[マップコード685 561 292*30](地図)。トンネルを抜けた左側にも登山口があり、尾根で合流する。
石がゴロゴロした谷道を通って、右側の尾根に登る。少し行くと、トンネル西からの遊歩道と合流する。
そこから山道を登ってゆくと、「烏岳→」の標識があり緩やかな尾根を登ると1番目のピークに着く。そこから一旦下って尾根を再び登ると2番目のピークに着く。
更に山道を登ってゆくと、大岩が2、3個ありそれを利用した堀切がある。
その西に右手に削り残した土塁のある主郭がある。主郭は細長いが広く、東側と南側に腰郭がある。
昭和四十七年(1972年)6月29日、緒方町(現豊後大野市)の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期などは不明であるが、天正十四年(1586年)豊薩戦争の際、城主堀相模守は島津軍を迎え討つために立て籠もったが、激戦の末落城したという。『豊後大野市ホームページ史跡』より。